群馬県・新潟県境を越える在来線の上越線に、珍しい地下駅の見学とループ線上の乗車を体験できる臨時列車が運行されていることをご存じでしょうか。
群馬県と新潟県の県境には谷川岳がそびえており、その直下には上越線の清水トンネルおよび新清水トンネルが通っています。険しい山を越えるために建設されたループ線や、土合駅下り線に設置された地下ホームといった建造物が見られることが、上越線の大きな特色です。
そのような鉄道施設を探索するのに最適な列車が、毎年時期限定で運行される臨時特急列車「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号です。
列車種別が特急に格上げされ、運行車両がE257系に変わってからは、きっぷの予約がそれほど困難ではなくなっています。人気が一段落した今が、土合駅をじっくりと探索するチャンスと言えるのではないでしょうか。
この記事では、在来線の上越線を走る臨時特急列車「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号について、列車の運行概要やこれまでの変遷をご説明します。そして、この列車に乗車するために必要なきっぷの料金や予約方法についてお話しした上で、実際にこの列車に乗車した体験をご紹介します。
「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号とは~観光列車以上の観光列車~
最初に、臨時特急列車「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号の概要や運行区間、運行ダイヤについてお話しします。
列車の概要・運行区間
「谷川岳もぐら」号および「谷川岳ループ」号は、JR東日本高崎線・上越線を走る臨時特急列車です。下り列車と上り列車では、列車名が異なります。
- 下り「谷川岳もぐら」号:大宮駅→高崎駅→越後湯沢駅
- 上り「谷川岳ループ」号:越後湯沢駅→高崎駅→大宮駅
下り線には土合駅の地下ホームがあることから「もぐら」と名付けられ、上り線では土樽と湯檜曽のループ線を走ることから「ループ」と名付けられています。
冒頭で申し上げた通り、群馬県と新潟県の境にそびえる谷川岳の直下には、長大な清水トンネル(上り線)と新清水トンネル(下り線)が通っています。
清水トンネルが開通してから100年弱が経過し、新清水トンネルに関しては開通から60年弱経っています。建設当時の土木技術でループ線や地下駅が建造されたため、谷川岳の最寄駅である土合駅(群馬県みなかみ町)の地下駅や湯檜曽ループ線など、他の路線ではなかなか見られないような鉄道施設が現存します。
地下ホームから地上にある駅舎を結ぶ486段におよぶ長大な階段が、「日本一のもぐら駅」である土合駅のハイライトです。観光客に人気のある土合駅の施設を探索するため、土合駅では十分な停車時間が設定されています。
水上駅(群馬県みなかみ町)から越後湯沢駅(新潟県湯沢町)に向かうと、湯檜曽駅(群馬県みなかみ町)の直前で下り線と上り線に分かれます。下り列車が通るのは、昭和時代中期に建造された新清水トンネルです。土樽駅(新潟県湯沢町)からさらにトンネルを通り、越後中里駅(新潟県湯沢町)に至ります。
一方、上り列車が通るのは、大正時代から昭和時代初期にかけて建造された清水トンネル、土樽ループ線および湯檜曽ループ線です。越後中里駅から土樽ループ線を通って土樽駅に至り、清水トンネルをくぐってから湯檜曽ループ線に向かいます。
この列車に乗車すれば、上越線の山越え区間にある珍しい地下駅やループ線を探索できます。臨時列車でありながら、観光列車以上に観光色が強い穴場的な観光列車と言えるでしょう。
このように、珍しい鉄道施設を訪問できる上、以前は国鉄時代に走っていた車両に乗車できたことから、非常に人気がありました。現在は一般の特急型車両E257系での運行になってしまったために、人気は一段落しました。それでも、魅力的な列車であることには違いありません。
列車の運行時期
臨時列車の谷川岳もぐら・ループ号が運行される時期は、毎年初夏と秋です。一部の日を除き、閑散期が中心になります。
したがって、「青春18きっぷ」や大人の休日俱楽部会員用「大人の休日俱楽部パス」の設定時期とかぶらないため、混雑を心配しないで済むでしょう。
2023年度と2024年度の運行実績は、次の通りです。
シーズン | 運行日 | 車両形式・両数 |
2023年度春季 | 6月3-4,17-18日 | 185系6両 |
2023年度夏季 | 7月8-9日/9月16-17日 | 185系6両 |
2023年度秋季 | 10月28日/11月3-5日 | 185系6両 |
シーズン | 運行日 | 車両形式・両数 |
2024年度春季 | 5月25-26日/6月1-2,8-9,15-16日 | 185系6両 |
2024年度夏季 | 7月20-21日 | 185系6両 |
9月7-8,28-29日 | E257系5両 | |
2024年度秋季 | 10月5-6,13,20,27日/11月2-4日 | E257系5両 |
185系電車での運行が2024年7月限りで終了し、同年9月以降、E257系電車での運行となったことが惜しまれます。
列車の運行ダイヤ
下り列車「谷川岳もぐら」号は、大宮駅(さいたま市大宮区)を午前中に発車し、午後に越後湯沢駅に到着します。一方、上り列車「谷川岳ループ」号は、越後湯沢駅を午後に発車し、夕刻に大宮駅に帰着します。
土合駅での停車時間は、「谷川岳もぐら」号については30分間、「谷川岳ループ」号については19分間です。また、湯檜曽駅では、いずれの列車も3分間停車します。
普通列車であれば素通りしてしまう土合駅と湯檜曽駅において、十分な停車時間が確保されています。名実ともに、土合駅を訪問するための観光列車といえるのではないでしょうか。
【下り:谷川岳もぐら号】
大宮駅 1037 → 越後湯沢駅 1338
大宮駅 0748 → 越後湯沢駅 1100(2024秋季)
【上り:谷川岳ループ号】
越後湯沢駅 1519 → 大宮駅 1824
「谷川岳もぐら」号に関しては、運行ダイヤが2パターンあります。多くの日には大宮駅を10時37分に発車しますが、一部の日には大宮駅を7時48分に発車します。後者の場合、越後湯沢駅から他の列車に乗り継ぎ、「越乃Shu*Kura」号や「ゆざわShu*Kura」号、「おいこっと」号といった別の観光列車にも乗車可能です。
「谷川岳ループ」号に関しては、越後湯沢駅の発車時刻が比較的遅いため、他の列車からの乗り継ぎが比較的容易です。
「谷川岳もぐら」号を含めて日帰りでの乗り鉄周遊コースを組み立てるのは微妙な一方、「谷川岳ループ」号であればコースを容易に組み立てられるでしょう。
「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号の変遷
現在は特急列車として走る「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号ですが、2022年夏季以前は快速列車でした。また、この列車の運用に充当される車両も、複数の車両形式が入れ替わりました。ここでは、この列車の変遷を振り返ります。
快速列車時代【2022年夏季以前】
2022年夏季までは、大宮駅から越後湯沢駅までの区間を快速列車として運行していました。乗車券の他に必要なのは指定席券(大人530円)のみで、経済的に乗り鉄を楽しめました。そのために強い人気があり、指定席券の確保が困難だったことを覚えています。
また、運用に充当された車両は、すでに廃車されてしまった485系電車「リゾートやまどり」編成です。この編成の最大の特長は、グリーン車並みのスペックを誇った車内の座席レイアウトです。3列シートで、シートピッチも広かったため、とてもコスパが良くて大好評でした。
特急列車時代【2022年秋季以降】
2022年秋季にはリゾートやまどり編成が引退し、後継に現在のE257系電車が充当されました。同時に、この列車の種別が、快速列車から特急列車に格上げになりました。
これがユーザーにとってはサービスの改悪となり、一時的に人気が下がりました。それまで予約が取れなかった状況が、一挙に解消されたことを覚えています。
そのような不人気さから、2023年春季から2024年夏季(7月)まで、国鉄時代からの名車である185系電車が、この列車の運用に充てられました。185系電車には強い人気があり、一時的に息を吹き返しました。
しかし、2024年9月以降、完全にE257系電車による運行になっています。これまで多彩な車両によって運行された実績があることから、定番の臨時列車としての位置を獲得できたのではないかと考えます。
それでは、運行情報の収集方法や、きっぷの予約方法(買い方)についてご説明します!
「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号 きっぷの予約方法
臨時特急列車「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号の特長は、きっぷを買えば誰でも乗車できる多客臨時列車として設定されていることです。
このような鉄道ファン向けの列車は現在、旅行商品として申し込みが必要な団体臨時列車が多数です。したがって、席さえ取れれば思い立った時に気軽に乗車できるのが、「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号の魅力ではないでしょうか。
運行情報の収集方法
多客臨時列車に乗車する場合、運行日や運行区間を事前に把握する必要があります。この列車に関しても、時期限定で走る列車であるため、その例外ではありません。
「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号の運行情報を調べるには、JR時刻表やJTB時刻表か、JR東日本から発出されるニュースリリースを参照します。毎年1月下旬に春季、毎年5月下旬に夏季、毎年8月下旬に秋季の運行情報が解禁されるので、チェックしましょう。
臨時列車に関する情報の集め方について、別の記事に詳細をまとめてあります。その記事(↓)も是非ご一読ください。
きっぷの買い方
すでに申し上げた通り、「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号は、きっぷで乗車できる多客臨時列車です。乗車する際、あらかじめきっぷ(乗車券と特急券)を購入します。
この列車には自由席はなく、全車指定席です。したがって、乗車する前に座席指定された特急券を必ず購入します。なお、この列車にはグリーン車の設定はありません。
きっぷの値段
この列車が走行する大宮駅から越後湯沢駅までの区間には、B特急料金が適用されます。その料金が適用されたきっぷには、「B特急券」と表記されます。特急料金については、乗車区間によって異なります(下表参照)。
乗車区間 | 営業キロ | 特急料金 |
大宮駅ー越後湯沢駅 | 168.9km | 大人2,290円 |
大宮駅ー土合駅 | 144.0km | 大人1,890円 |
高崎駅ー越後湯沢駅 | 94.2km | 大人1,480円 |
高崎駅ー土合駅 | 69.3km | 大人1,480円 |
※ 繁忙期については、上表から大人200円を加算
乗車券については、実際に乗車する区間の普通乗車券か、JR東日本が発売するフリーきっぷ「週末パス」のいずれかを購入します。
例えば、上野駅から大宮駅まで上野東京ラインの普通列車に乗車し、その先この列車で終点の越後湯沢駅まで乗車する場合、全区間通しで「東京山手線内→越後湯沢」駅ゆきの普通乗車券を購入する形です(大人3,410円)。
越後湯沢駅から先、他の観光列車に乗り継いで周回経路を取るようなケースでは、「週末パス」の方が安くなる可能性が高いです。運賃計算のシミュレーションが可能であれば、事前の試算をおススメします。
きっぷの発売時期
列車の出発日の1か月前に当たる日の午前10時00分から、指定券の前売りが開始になります。駅のみどりの窓口、指定席券売機を問わず、同時刻からきっぷを購入できます。
ネット予約サービス「えきねっと」の場合、乗車日1か月7日前の14時00分より事前受付にエントリーすることも可能です。
「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号に関しては、現在は乗車日の1か月前ではなくても席が取れると思います。筆者も、乗車2日前になってからこの列車に突然乗りたくなり、空席状況を調べたところ、十分に席が残っていました。そのため、間際でもきっぷを購入できました。
きっぷの発売箇所
駅のみどりの窓口、指定席券売機、およびJR券を取り扱う旅行会社の店舗の他、ネット予約サービス「えきねっと」できっぷを購入できます。
ただし、「えきねっと」できっぷを購入する場合、列車の検索に工夫が必要です。これから詳しくご説明します。
「えきねっと」での列車の検索方法
この列車の運行区間である、大宮駅から越後湯沢駅までの区間には、上越新幹線が走っています。したがって、上越新幹線を検索対象から除外し、在来線特急列車としての「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号を検索結果に表示させることが必要です。
列車の検索画面の下部にある「検索オプション」をクリックしてから、一番上に表示される「新幹線を利用」のチェックを外します。
その後[列車を検索する]と、この列車が検索結果に表示されます。列車の目的地である土合駅、越後湯沢駅ともに交通系ICカードの利用エリア外になるため、ここで必ず紙のきっぷ、普通乗車券も購入します。
「大人の休日俱楽部」割引について
ミドル・シニア層向け「大人の休日俱楽部」会員の場合、片道・往復・連続のいずれかで201km以上乗車する形できっぷを買えば、この列車の特急料金・運賃とも割引が適用されます。
この列車の運行区間である大宮駅から越後湯沢駅までの営業キロは、168.9kmです。少なくとも、往復できっぷを買えば、確実に割引適用の条件が満たされます。
前述したネット予約サービス「えきねっと」や駅の指定席券売機でも、割引適用での購入が可能です。しかし、臨時列車が絡む場合、筆者の経験上操作が非常に煩雑です。
特急列車の乗車区間と乗車券の区間が異なるケースに関しては、駅のみどりの窓口を利用した方が心身の負担が軽いでしょう。
お待たせしました。これから、列車の乗車記を写真にてご覧いただきます!
下り「谷川岳もぐら」号乗車体験
2024年11月初旬の三連休の中日(文化の日)に「谷川岳もぐら」号に乗車した時の様子をお伝えします。
晴れの特異日である文化の日だけあって、例年と同様快晴に恵まれました。他線区の列車は軒並み満席の状況でしたが、この列車に関しては予約状況に余裕がありました。
谷川岳もぐら号(9073M):
大宮駅 07時48分発 → 越後湯沢駅 11時00分着
列車が発車する大宮駅の7番線ホームには、7時10分頃に入りました。かなり早い到着でした。
7番線の発車標。この日の発車時刻は、7時48分とかなり早かったです。さすがに、この列車に乗車する人は、この時点ではほとんどいませんでした。
7時24分に列車が入線。定刻までまだまだ時間があり、入線が早いなと思いました。
車両側の行先標に表示されたのは、シンプルに「特急」。
E257系の車内。これといった特色のないオーソドックスな車内です。
発車時刻までに乗客が三々五々集まってきて、定刻の7時48分に列車が発車。
この日は満席ではなかったものの、そこそこ混んでいて空席が目立たない程度でした。小学生くらいの子どもに人気があるようで、男女問わず親子連れが多かったような印象を持ちました。
特急列車に格上げされたこともあって、しばらく高速で走行。しかし、高崎駅の手前になったら速度が落ちてのろのろに。ダイヤに相当余裕があるようです。
車掌が車発機を見ながら改札しつつ、それに重ねて目視での検札がありました。Suicaエリアをまたぐため、乗車券を含めてチェックするようです。
水上駅にて運転停車があり、乗務員が交代。新潟支社管内の車掌が乗務し、観光案内が始まりました。
9時55分に湯檜曽駅に到着し、3分間停車。新清水トンネルの造りは、いかにも国鉄という感じで重厚です。
多くの人が、ホームを散策。
10時02分に、この列車のハイライトである土合駅に到着。ここで、ちょうど30分間停車(運行ダイヤが異なっても、土合駅では30分間の停車時間が確保されます)。
土合駅には元々停車線と通過線があり、列車の通過待ち合わせが可能な構造です。そのようなニーズがなくなった現在、設備が撤去されています。
地下ホームから地上の駅舎まで、階段を486段上がります。上がりきるまでに早くても10分かかります。この駅には、バリアフリー設備などあるはずがありません。
長い階段が続きます。写真を見る限り、錯覚で勾配があるようには見えません。
新清水トンネルを抜けて、土樽駅を通過。越後湯沢駅までは、景色がひときわ良い区間です。
定刻の11時00分に、終点の越後湯沢駅に到着。
上り「谷川岳ループ」号乗車体験
越後湯沢駅到着後、新潟県内の乗り鉄をこなし、同日の上り「谷川岳ループ」号にて大宮駅まで戻りました。午後になってから、越後湯沢駅周辺も快晴になりました。
谷川岳ループ号(9076M):
越後湯沢駅 15時25分発 → 大宮駅 18時24分
越後湯沢駅には、定刻の20分ほど前に到着。列車を待つ人は、まだ少なかったです。
越後湯沢駅の在来線コンコースにある発車標。大宮駅ゆきという表示が目立ちます。
定刻8分前の15時17分、石打駅にある留置線から列車が入線。下り列車よりも乗客が少ないようで、ホームはあまり混んでいませんでした。
車両側の行先標には、「特急 大宮」ゆきと、着駅が表示されていました。定刻の15時25分、列車が発車。
越後中里駅から土樽ループ線に入り、続いて清水トンネルを通過。元々単線だったため、トンネルの中間に信号所跡があります。
トンネルを抜けて、土合駅には15時54分に到着。ここでは19分間停車するため、地上駅を散策できます(運行ダイヤにかかわらず、20分前後の停車時間が確保されています)。
土合駅は、無人駅です。駅舎のデザインが、とても特徴的。
発車時刻表を見ると、普通列車が一日当たりわずか5往復であることが分かります。上越線は幹線でありながら、秘境感にあふれています。
下り線ホームに向かう階段の終点、486段目。
土合駅を発車してからトンネルを2本抜けると、旧湯檜曽駅のホームが進行方向の左側に見えます。そして、湯檜曽ループ線が進行方向右手に見えてきます。今走っている線路の50m下に、ループ線を抜けた後の線路が続いていることが分かります。
湯檜曽駅では、3分間停車。今通ってきたループ線を眺めることができます。
湯檜曽駅を発車した後、水上駅で運転停車し、乗務員が交代。観光案内をしてくれた車掌が降りて、別の車掌が乗務。11月なのですでに夕暮れ時で、すぐに日が暮れました。下り列車と違って終点の大宮駅までひた走り、定刻の18時24分に大宮駅に帰着。
まとめ
群馬県と新潟県を結ぶ、在来線の上越線には古い鉄道施設が残されていて、いまだに現役です。その典型が、上越国境の山越えをする区間にある長大なトンネルやループ線です。観光客に人気がある日本一のもぐら駅、土合駅も、この区間に位置します。
普通列車では素通りしてしまう土合駅を訪問できる在来線臨時列車が、特急「谷川岳もぐら・谷川岳ループ」号です。毎年初夏と秋に運行されており、とても人気があります。
この列車に乗車すれば、土合駅の地下ホーム訪問や湯檜曽ループの観光を楽しめることは言うまでもありません。それに加えて、以前は運行に充当される車両に特色がありました。485系「リゾートやまどり」編成や185系電車で運行されていた頃には、指定券の確保が困難でした。しかし、E257系電車での運行になった後は、人気が一段落しました。
この列車は臨時列車なので、JR東日本からのニュースリリースや時刻表で運行日や運行ダイヤをチェックします。きっぷで乗車できる列車ですが、全車指定席のため、事前に特急券を購入します。
特急券の他、乗車券が必要です。土合駅および越後湯沢駅は交通系ICカードの利用エリアから外れるため、普通乗車券(紙のきっぷ)を必ず購入します。週末パスを利用しても、大丈夫です。
ネット予約サービス「えきねっと」で予約できることは言うまでもないのですが、上越新幹線が並行しているため、検索に一工夫が必要です。
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
当記事の改訂履歴
2024年11月29日:初稿 修正
2024年11月05日:当サイト初稿
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